ハンディレコーダー「TASCAM DR-2d」 [音の仕事]
生音収録のスタンドアローンのデバイスには、これまでカセットデンスケ、DATウォークマンなどのソニー製のものを使ってきました。PCファイル時代の現在、DATの使い勝手にも多少不満が出て来たため、この秋、カードメディアのハンディレコーダーにリプレースしました。操作性、入出力、ディスプレイの視認性、そしてコストパフォーマンスを吟味し、発売して間もないTASCAMの「DR-2d」を購入しました。TACAM(TEAC)製品はおそらく久しぶりで、カセットやオープンリールのマルチトラックレコーダー以来かもしれません。(なつかしい。)SONY製やRoland製の高級機も候補に入れましたが、外部マイクの使用が多く考えられ、はやりのXY型内蔵マイクにもそれほど必要性を感じなかったため、これに決めました。機能的におもしろいのは、オーバーダビング出来たり、同時に2種の録音レベル設定の収録が出来る点です。
テスト以外にまだ仕事で使う機会が無く、実戦投入していませんが、テスト時のインプレで、音質はフラットで、ノイズが非常に少ない印象です。音楽ライブ録音等では多少迫力にかけるのかもしれません。機材レンタルとしてこれまで2度実用しましたが、1件はクライアントの営業マン、もう1件は素人の女性。私の簡単なレクチャーで両名ともうまく録れたようなので、ユーザーフレンドリー性や操作性については、優秀なのではないでしょうか。(自信はスィッチ類のカチッと感がもう少し欲しいような)あと、背面に小さいながらスピーカーも付いていて、メトーノロームを発音する機能を使って、娘がピアノの練習に使っています。
TASCAM 24/96リニアPCMレコーダー DR-2d B ブラック
- 出版社/メーカー: TEAC
- メディア: エレクトロニクス
2010-11-02 21:00
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0