YAMAHA SY77 復活 [音の仕事]
今から25年程前、私が音源製作に使用していたヤマハのシンセサイザーSY77。フロッピーが壊れていたり、ディスプレイの表示がおかしかったりして永年放置してきた。このマシンは自分がJR東日本の接近メロディを製作した時に使用していた、思い入れのあるシンセ。メロディは20年以上経った現在も使用されていて、光栄です。このたびこのマシンを復活させてみました。故障箇所は各所接点不良、ディスプレイバックライト消灯、バックアップ電池消耗、データセーブ/ロード用フロッピードライブの不動など。秋葉原で部品を調達して、部品交換・修理して、演奏可能になりました。ディスプレイは面倒な行程があるのでスルーしましたが、暗転させない限り判別出来るので良しとしました。
音色カードやフロッピーもこんなに残っていました。懐かしい。清水信之プロデュースもあります。今のうちに他のメディアにバックアップが取れないかなー?ご存じの方、連絡をお願いします。演奏データのFDも出て来たので、オリジナル音源が復活したら、またブログでご紹介します。
YAMAHA ミュージックプロダクションシンセサイザー MOTIF ES6 [MOTIF ES6]
- 出版社/メーカー: ヤマハ
- メディア: エレクトロニクス
DX7 30thアニバーサリーブック (ヤマハムックシリーズ )
- 作者:
- 出版社/メーカー: ヤマハミュージックメディア
- 発売日: 2014/03/27
- メディア: ムック
春のXリーグ終了と旧友再会 [音の仕事]
先日PAを担当させて頂いてる富士ゼロックスミネルヴァAFCの、春の大会が終了しました。この大会「SpringBowl2015」には3年連続優勝のタイトルがかかっていましたが、以前246で同じくPAを担当させて頂いていた電通クラブキャタピラーズに敗戦し、準優勝に終わりました。選手の皆さん、チアの皆さんお疲れ様でした。
そして旧友と久々の再会。現役チア、インストラクター、ディレクターと、マルチに活躍する S.Y女史。この日はカメラマンとして登場。EOSのレンズをマメに交換して、アクティブに動きまわってました。また楽しく仕事でご一緒出来れば、と考える友人の一人です。
ナイターもあるんです〜スポーツイベント [音の仕事]
ROOM246の業務の1つである「スポーツイベントのPAやSR」。プロ野球やJリーグはもちろんのこと、アメフトも時折ナイターの試合があります。9月も終わりとなり、少し肌寒い現場でした。以前は12月の屋外ナイターなどのあり、さすがに暖房器具が必要となります。
バレーボール等の室内イベントやドーム球場での野球など、照明が充分用意されている現場は良いのですが、アメフト等の屋外グランドでの現場では、持ち込んだ機材の部品やツールが撤収時に見つからないなんて事も起こります。ツール等の管理はスタッフに徹底していますが、スピーカーのブラケットやスタンドのネジなど、転がったらなかなか見つかりません。省エネか?撤収中にグランドの照明を消されてしまう、なんてこともしばしば。そこで夜間のイベントには投光器などの照明器具が必須となってきます。写真は車両のフリードスパイクに装備されているラゲッジルームライトとマキタの充電式LEDランタン。
以前は白熱球や蛍光灯の投光器を利用していましたが、ワイヤードでAC電源も必要なため、現場環境により使えないケースもありました。最近重宝しっているのが、このマキタのML102。7.2Vと10.8Vの2種類のリチウムイオンバッテリーに対応しているらめ、写真のようなドリルやドライバー、掃除機等のツールとバッテリーが共用でき、イベントや工事にとても便利です。
試合の方ですが、VSブルーサンダース戦は、ROOM246が担当する富士ゼロックスミネルヴァが、前戦に続き快勝致しました。
秋のお祭り・イベントシーズン到来 [音の仕事]
秋のイベントシーズンが始まっている。お祭りやフェスティバルでのPAやSRの仕事です。ROOM246では例年ここから秋冬のスポーツイベント、クリスマス、年末年始用のソフト制作と忙しいシーズンとなって来ます。
写真は近所の神社のお祭りのもの。世田谷区とその近隣のお仕事は、割引サービスさせて頂いてます。是非一度、お問い合わせください。blog01@room246.com
担当チームが久々の優勝!! [音の仕事]
何度かこのブログでも紹介しているが、246でチアリーダーの応援のPAを担当させて頂いている、富士ゼロックスミネルヴァAFCが、「Spring Bowl 2014」という大会でめでたく優勝を飾りました。前回の試合では光化学スモッグで試合が中断したり、30度を超える暑さだったり、過酷な現場となりましたが、今回も雲一つなくかなりの暑さの中の試合となりました。相手はくしくも以前246で同じく音響を担当していた、電通クラブキャタピラーズでした。前半は両者中々得点に結びつくプレーが出ず、重苦しい雰囲気の中、第2クォーターに電通がキックで先制。その後またも膠着状態が続きましたが、第4クォーター、富士ゼロックスの怒濤の反撃があり、フィールドゴール3本とタッチダウンパスで逆転勝利となりました。キックを決めた22山田選手はこの日3本成功と大活躍でした。担当するチームが優勝するのは久々だったので、テンションの上がる現場となりました。
SPRING BOWL 2014 開幕 [音の仕事]
X2リーグ「SPRING BOWL 2014」が開幕しました。ROOM246が音響サービスを担当する、富士ゼロックスミネルヴァAFCは、このトーナメント戦の初戦で、相手は伊藤忠クラブWINGSでしたが、めでたく白星をかざる事が出来ました。
いつものMIDIを使ったポン出しシステム。MIDIコントローラーの鍵盤がスィッチになるので、大きくて押しやすく、何よりもパっと探して、パっと音出し出来る、と、様々なスポーツの応援スタッフやチアの方々から好評を得ています。また、ファウルやけが人の場面など、STOPスィッチで瞬時に演奏停止出来、手元でフェードアウトもかけられます。
BOSEの802と並んでイベントでおなじみのエレクトロボイスのSX300です。ダンスのあるイベントなどは、出力を上げて行くと中低音の豊かな、EVが向いていると思います。逆にアコースティック楽器など繊細なソースの場合は802かな。ROOM246ではソースに合わせて使い分けています。
写真では見えにくいですが、EVには純正のスタンドアタッチメントとしてこの首振りアダプターがあります。スタンドからコート/ピッチに向けたり、写真のようにピッチからスタンドに向けてあおったりと、便利なんですが、剛性がイマイチなのが残念。
最近簡易なCDプレーヤーとして使っている、TASCAMのギタートレーナー「CD-GT2」。テンポコントロールや残り時間表示など、PAに必要な一通りの機能があり、コンパクトで重宝しています。奥に見えている黄色いのは、イベント御用達のKENWOODのトランシーバー。
- 出版社/メーカー: ティアック
- メディア: エレクトロニクス
SONY(ソニー) α6000 パワーズームレンズキット(ブラック/デジタル一眼) ILCE-6000L B
- 出版社/メーカー: Sony
- メディア: Camera
出張ナレーション録音 [音の仕事]
今回は地方出張して、地元高校生を起用したCMのナレーション収録です。録音機材は前回のチアかけ声録音とほぼ同じ構成。PROTOOLSを中心としたシステムです。大人数でキャッチコピーを言うパートなどもあり、時間的制約がある状況、録り直しが効かない現場であったため、念のため最小構成のPROTOOLSシステムをもう1セット用意して、本システムと平行してブン回しにしました。
こちらサブシステムのオーディオインターフェイスの「MBOX MINI」。コンパクトで持ち運びが便利。インタビューなどマイク1、2本の収録の際に、たまに活用しています。
一人のパートがあったり、大勢のパートがあったり、特殊な収録で、人数や収録場所などの事前情報も少なかったため、ROOM246でオーディオワークを主に担当している岩崎氏が、様々ソースに対応すべく、いろいろなマイクを用意してくれました。当日使用したマイクは、AKGの451を2本(ステレオ対応)、SENNHEISERのMD441、AKGのC2000。
出張レコーディングのお仕事(チアかけ声編) [音の仕事]
前の記事でお話した、女子バスケチームの応援音源にミックスされる、かけ声やコールのレコーディングの様子です。今回はダンスの練習をされている多目的スペースへの出張です。
かけ声の録音の場合、ナレーションや演奏ほどではありませんが、それなりにコツが必要となってきます。まず、声を出すことについてはプロではない方がほとんどなので、マイクへの距離や位置などを丁寧にレクチャーします。数テイク録ってゆくと声が小さくなってしまう方も多いので、録音レベルはもとより、音圧やシャウト感など、モニターしながら都度指示を出して進めます。応援の音源なので、元気さと明るさが必要で、一発OKとはなかなか行きません。このような録音で面白いのは、マイクに対する人の配置を変えるだけで、サウンドのキャラクターががらりと変わります。コーラスではないので、発音タイミングのバラケ感が、音の厚みや迫力にプラスに働く事が多いのも特徴です。編集でダブルにしたり、エフェクト処理して、質感を変える事も可能ですが、録音時の効果には勝りませんので、やはり録り重視がベターとなります。
機材のセッティングです。基本人数分のヘッドフォンを用意しますので、ケーブル類まかなり多くなります。スムースな作業進行と安全を考慮して、取り回しにも気を遣います。また、今回のような多目的スペースやダンスの練習スタジオ、体育館などでは、必要以上に反響・残響がある現場も多いので、写真のように毛布を吸音・遮音材がわりに使用します。
今回使用した機材。MacbookのHDDにPROTOOLS経由で録音です。RODEのコンデンサーマイク、デジデザインのオーディオインターフェース、フィジカルコントローラー。ソースによって、リミッター付のマイクプリアンプを入れたりする事もあります。また、取り直し付加な場合などは、平行してハンディレコーダーを回したりします。(テープじゃないし、「まわす」って古いか?(笑))
こちらはいつも使っているベリンガーのヘッドフォンアンプ。これでオケの出力を分配してます。チャンネル毎にヘッドフォン出力が複数回路あり、これで足りなくなる事はまずありません。従ってヘッドフォンの種類も写真のようにペアで持参しています。前面/背面両方にコネクターを装備しているのも便利です。一緒に写っているのは、最近私が愛用しているソニーのMDR-7502。
246の録音系担当I氏が録りの時に愛用しているベイヤーダイナミックのヘッドフォン。
ダンスの仕事の場合、振り付けがあるので、動画の収録を同時に依頼される事も多々あります。長時間にわたる場合もあるのでHDDタイプのソニーのカメラ「HDR-XR500V」を持って行ってます。画角が引ききれない場所が多いので、ワイコンは必須です。
同じくソニーのビデオ三脚。パン棒にリモートコントローラーが内蔵されているので、何かと便利。スタート/ストップはもちろん、ズームも手元で操作出来、PHOTOボタンで動画を収録しながら、制止画もスナップする事が可能です。
こんな仕事以外にも、大きな企業の社長さんの訓示や学校の教授の講義などの出張録音もあったりしますので、機会がありましたら、またご紹介します。
【国内正規品】 AVID Pro Tools 11 (DVD-ROM版) 9900-65450-00
- 出版社/メーカー: AVID
- メディア: エレクトロニクス
Sony MDR-7502 Professional Closed Dynamic Headphones 並行輸入
- 出版社/メーカー: Sony
- メディア: エレクトロニクス
Sports Graphic Number フットボール・ミュージック・イシュー
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Sony Music Direct
- 発売日: 2003/06/18
- メディア: CD
女子バスケのお仕事 [音の仕事]
このところ更新がなかなか出来ない状況が続いておりましたが、実は昨年末仕事がハードな時期があり、不覚にも体を壊してしまいました。陽気も良くなって来て、体調も戻りつつありますので、ボチボチ加速させて行きたいと思っております。今後ともよろしくお願いします。(先日の大雪の雪かきでも、「テニス肘」なる怪我をおってしまいました。「ウーん、右腕に力が入りません。」)
本題に入りますが、先日、代々木第二体育館で行われた、女子バスケ「WJBL」の日立ハイテククーガーズ 対 山梨クィーンビーズの試合に行って参りました。日立ハイテククーガーズは、以前の記事でも書いたとおり、応援時の音楽の音源制作を担当させて頂いてます。
応援音源にミックスするかけ声の出張レコーディングの模様。
チアの応援もあり、今回の東京大会は2連勝しました。ROOM246の担当は音源制作ですが、やはり担当するチームが勝利すると、仕事にも俄然やる気が出て来ます。次回は出張レコーディングのお話を少し。
秋冬イベントシーズン到来 [音の仕事]
10月は毎年1年で一番忙しい。クリスマスやお正月向けの音楽・映像コンテンツの制作や、お祭りイベントPA、スポーツイベントの運営や音響関連の仕事がびっしりとなる。
今週末は、今シーズンから応援音源の制作でお手伝いしている、Wリーグ「日立ハイテククーガーズ」の試合会場に行って参りました。チームは今シーズン苦戦を強いられていましたが、連戦となる前日の試合に勝利。この日の応援は、チーム応援団、チア共、気合いが感じられました。
途中ヒヤヒヤする展開もありましたが、めでたく連勝。「がんばれクーガーズ!」