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HDD3TB時代 タイ洪水でHDD価格高騰 [PC]

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246では、価格が1万円を切った最高容量のハードディスクを外付けバックアップ用として購入する事にしている。
3テラバイト(3TB)のHDDも1万円を切ったで、2.5TBを飛び越して2TBのモデルからスイッチして行く事にした。モデルは、近年バックアップ用として指名買いしている、ウエスタンデジタルの「Caviar Green」シリーズ。テスト的に1台購入し、しばらく運用しているが、使用感は2TBのものと変わらず、問題なく動いている。

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この3TBのHDD、購入当初には少し悩む事態が発生した。
HDDの「3TBの壁」の知識はあったのだが、主に使っているマシンが最新のimacであるため、マザーボードやパーテーションの制約は受けないと考えていた。ところが数百GBでしかフォーマットされない。インターネットで情報を得たところ、外付けHDDケースの仕様にも影響される事に気がついた。HDDケースやクレードルはいくつも所有しているので、取っ替え引っ替え交換してフォーマットをしてみたが、なかなか正常な容量でフォーマットできない。「ちょっと待てよ」と気づいたのが、比較的最近に購入したセンチュリーのHDDコピーマシン「裸族のお立ち台DJクローンプラス(CROS2EU2CP)」。この機器はPC無しでHDDのコピーを作成出来る機器なのだが、USB2.0とeSATAの端子も付いていて外付けHDDクレードルとしても機能する。ためしに接続してフォーマットしてみると、無事3TBでのフォーマットが成功。しばらくこの機器を外付けドライブとして使用して行く事になりそうだ。

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3TBのHDDを購入した際、いつもの2TBモデルを数台と、新製品のプラッタ枚数1枚の1TBのモデルも購入した。後者は日立製「DESKSTAR 0S03385」というモデルのリテールBOX版で、プラッターが1枚なので、高速な動作と低発熱、高信頼性などのメリットが想像される。手にして驚いたのはその軽さ、本体の厚みは3枚、4枚のものとあまり変わらないが、その重量は不安になるぐらい軽い。以前シーゲート製の500GB1プラッタモデルも使用していたが、それは厚みもプラッタ数の減少に伴いかなり薄くなっていたので、日立製の本モデルの軽さは特筆すべきものである。モデルの性格上、OSのドライブに使いたいところだが、現行imacでは容易にシステムドライブの交換は出来ないにで、ハイビジョン映像の制作で、やりくりディスクとして外付けで使用して行く事になると思う。

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今回のHDD購入は、久しぶりに秋葉原のショップで行ったのだが、「タイの洪水」の影響が出始めていた。店舗に行ってみると、事前にネットでチェックしていた価格よりも1,000円程度高い価格となっていた。購入時、ショップの店員が小声で、「洪水の影響で、来週以降の在庫はかなりキビシイかも?」と話していた。帰り寄ったMac系のショップから出てきた客が「午前中と夕方でハードディスクの価格がぜんぜん違う」と嘆いていた。今思うと、ギリギリセーフの購入だった。購入したのが10月の後半でたったが、この記事を執筆している現在、ネットで同店の価格を見てみると、なんと私が購入した金額の2倍ぐらいに高騰している。

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HDDメーカーの中でも、タイによる生産量が多い、ウエスタンデジタル社の製品が影響が大きいようである。HDDのラベルを見てみると、確かにWDがタイ製、日立が中国製となっている。しかしながら、タイで生産していないメーカーでも、HDDのモーター等の部品がタイ生産のものもあるようで、少なからず影響が出そうな雰囲気である。
東日本大震災後の影響しかり、グローバル経済と言われる現在では、ビジネス・個人生活を問わず、国内はもちろん、世界の気象、経済動向などのニュースにもいっそう目を向けなければならない、と痛感した。以前は大量のHDDの売買を行ったこともあったので、見積時点と仕入れ時点で価格が倍違っていたらと想像すると「ゾッ」としてしまう。



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