elgato「turbo.246HD」を使ってみた。 [動画]
少し前にこのブログで紹介したブラックマジックデザイン社の「Video Recorder」に続いて、elgato「turbo.246 HD」というお手軽動画変換ツールを使ってみた。Video Recorderと同じくMACのUSBポートに差して使用するスタイルで、こちらはすでにファイル化されている動画やAVCHDカメラのメモリー内の動画のH.246エンコードの速度を加速させるツールとなっている。
本体はこんな感じ。やはりMAC専用のツールらしく、シックでオシャレなルックス。
こちらは付属のアプリケーション。Video Recorderと同様に、ipod用、ipad用、AppleTV用などと、テンプレートがあらかじめ設定されていて、簡単に目的のフォーマットに変換出来る。こちらはビットレートや詳細なパラメーターをいじってオリジナルのテンプレートも保存可能。トリミングも出来るようになっている。また、ファイナルカットやiMovieなどのソフト経由でも変換高速化の恩恵を受けられる仕様になっている。
imac(Core2Duo2.66GHz/4Gメモリー)という環境で、再生時間1分のDVストリームファイルからのH.264変換を、PCのみのパワーを使ったiTunes10.1と比べるベンチマークを実施して見た。USB経由でデータをやりとりするわけだから、あまり過剰な期待は禁物と思っていたが、そこそこ満足出来る結果となった。PCのみ+iTunesの40秒に対して、turbo.264 HD使用で26秒と、65%の時間で変換出来た。処理能力の低いMacでは、もっと顕著に差が出るものと思われる。MacBookなどのツールとしてはよいかもしれない。数年前のPCのH.264エンコードにかかる時間を考えれば、実再生時間の半分以下で変換出来るというのは、ありがたい。
「Blackmagic Video Recorder」導入 [動画]
何年か前からベータやVHS、Hi8などのテープやアナログソースの映像ライブラリーを、暇を見てはDVDにダビングして保存して来たが、気がつけばそのDVDもバルクケースの山。いまいちハンドリングが悪く、スペース効率に問題が出て来た。VHSがDVDになった時は、大きなケースのテープが一枚のディスクになった、と満足していたのに、人は欲深いのである。そこでこのブラックマジックデザイン社の「 Video Recorder」でファイル化して保存する方針に切り替えた。出来たファイルはHDDとブルーレイディスクにダブル保存する事にした。
ブラックマジックデザイン社は、コストパフォーマンスの高い映像ソリューションは扱っている会社として以前から知っていたが、同社の製品の導入は今回が初めてである。製品の第一印象は、シックで洗練されたデザインで、MACのデバイスだな・・・という感じ。(Win向け製品にはなかなかないおしゃれ具合である。)
付属のオリジナルキャプチャソフトもクールなデザイン。(画像:ブラックマジックデザイン社のサイトより)
パソコンへの入力はUSBで、ビデオ機器側は、コンポジット、Sビデオ、コンポーネントに対応している。自分はSビデオとステレオRCAの入力を主に使いますが、ビデオ機器とつなぐケーブルにビクターのハイグレードケーブル(太く重いもの)を使っているため、重みで引っ張られてUSBのコネクタ部が曲ってしまう事があった。(ケーブルの引っかけなど要注意である)暇を見て保存しているので、まだ少ししか使用していないが、どうやらワイド画角(16:9)には対応していないようだ。現状4:3でファイル化して、他のソフトでアスペクト比を変更している。入力変換時のフィーリングだが、imac(Core2Duo2.66GHz)で使用して、取り込みモニタは同速等倍で操作もリニア、まずまずの使用感です。肝心の映像クオリティだが、再生デバイスに合わせたビットレートでH.264圧縮した映像はDVDのMpeg2と比べても遜色なく、キレイである。これで変換したファイルをAirPlayでipadで鑑賞するなんてオシャレかも。
Blackmagic Design ホームビデオレコーダー Video Recorder-NP
- 出版社/メーカー: Blackmagic Design
- メディア: Personal Computers
花火ハイビジョン撮影「たまがわ花火大会」 [動画]
今シーズン2回目の花火撮影、「たまがわ花火大会」です。先日の東京湾の花火大会に続いて、ソニーのHDR-XR500Vでの撮影です。前回だいぶこコツをつかんでいましたので、ビデオ撮影はまずまずの出来となりました。掲載写真はデジカメによるものですが、足場が悪く、三脚で固定しましたが、シャッターを押す動作でブレてしまいました。次回はレリーズかワイヤレスを用意しようと考えております。来年は、ビデオ/写真同時撮り出来るEOSか?話題のレンズ交換ビデオカメラ、ソニーの「NEX-VG10」あたりで撮れたらと考えてます。
下は、ブレを逆手に楽しんでしまえ・・・という事で、いっしょに行った娘が手持ちで撮った芸術作品です。
素材収集:世田谷にある里山環境 岡本・民家園 [動画]
いつもの散歩がてらの映像素材収集。今回は地元。世田谷も岡本民家園に出かけました。古民家とその周辺の里山環境が再現されています。
小川もあります。
なんともすばらしい環境です。おまけに猛暑のこの夏でも意外と涼しい。
もうひとつのブログ「世田谷日和(せたがやびより)」にて、詳しく紹介していますので、興味のある方は、そちらもご覧ください。
花火ハイビジョン撮影「東京湾大華火祭」 [動画]
ビデオカメラのテストで、久しぶりに、東京湾の花火大会「東京湾大華火祭」に向かいました。前回は業務用の「HVR-Z1J」で撮りましたが、今回は民生のハンディカム「HDR-XR500V」での撮影となりました。Z1Jは業務用HDカメラのパイオニア的なカメラ。それから技術が進歩し、XR500Vでは感度も上がりましたが、花火を綺麗に撮ろうとすると、パラメーターのコントロールが難しいです。夜空の黒を自然に描くと迫力が無くなり、明るくすると色が出ない。民生ビデオもすごいスピードで高画質化しているので、現在のモデルではどう撮れるのかわかりませんが、花火の撮影に関しては、XR500VよりZ1Jにアドバンテージがあるように感じました。ビデオのキャプチャーだと迫力や色がなかなか伝わらないので、記事の写真は、すべてコンデジで2秒ほど空けた映像です。(デジカメの三脚が貧弱でブレてます。)
始まる数十分前、凄い数の屋形船と遊覧ボートです。このあと更に増えました。
素材収集:上高地 [動画]
信州・安曇の旅。2日目は上高地に向かいました。上高地はマイカー規制があるため、駐車場でバスに乗り換えて行きます。バスを降りてからは、大正池からかっぱ橋までのハイキングです。
散策途中の風景。アラスカやカナディアンロッキー的な雰囲気。
かっぱ橋に到着。大勢の観光客で賑わっていました。
上高地の植物。
上高地でもHD動画撮影を行いましたが、今回はソニーの三脚「VCT-80AV」を連れて行きました。小型・軽量なのに可動範囲が広く、かなりのハイポジションから膝位置アングルまで対応します。中型の業務用カメラでの使用はさすがにできませんが、ハンディカムでは、重いワイコンを付けても安定、パン&ティルト出来ます。
「リモコン三脚」という事で、パン棒に一通りのコントロールが付いていて、High/Lowポジションでも、楽にハンディカムを自在に操作出来ます。
2日目の宿は、ペンション「テンガロンハット」さんです。こちらも娘の好きな「木のお家」です。こちらは、子供のプレイルーム、ライブの出来るホール、星空の見えるパブリックロフト、露天・ジャグジーなど3種類のお風呂、すぐ裏の清流、ロフト付客室、数種類の朝の自家製パン、バンド合宿の出来るスタジオ、 などアメニティも充実しています。(室内の喫煙ルームもうれしい。)
こちらが食事をするホールのライブスペース。
素材収集:乗鞍高原 [動画]
7月後半は3日程夏期休暇を頂きました。家族で乗鞍高原〜上高地の2泊3日の旅行です。
先日確か生産中止がした、ホンダの「エリシオン」をレンタカーしての旅です。クルマの事を少しお話すると、はじめて「エリシオン」を運転しましたが、フルサイズバンという事で、大きい、重いという印象でした。とくに上高地方面は狭いトンネルも多く、ダンプや観光バスとすれ違う時など気を使います。同じ2.4Lでも、以前乗っていた「オデッセイ」と比べるとかなり重いフィーリングでした。経済状況や環境の事を考えると、ホンダの生産中止の決断を正解かもしれませんね。このモデルが無くなれば、「オデッセイ」も少し背が高くなるだろうし?。写真は「道の駅・風穴の里」駐車場です。スグ近くに大きなダムがあります。昼食はここでとりましたが、店員の方がみんな親切で、食べた「そば」もとてもおいしかった。
1日目の宿からすぐの「一の瀬園地」に行きました。牧草地、緑道、湿原、そして写真のような小川などがあります。水はとってもきれいで、1分入っているのがキツイくらい冷たいです。下流ではイワナも釣れるそうです。子供達は大喜びでした。
「番所大滝」の展望台からです。結構キツイ階段を下りて到着します。滝まですごく近くて迫力がスゴイです。デジカメとともに、いつもの「HDR-XR500V」でビデオ素材収集も行いました。
乗鞍高原でクリップした植物。
1日目の宿、乗鞍高原ペンション「アリス」です。オーナー夫妻がバイク乗りで、以前ツーリングでお世話になった事がありました。今回は娘の「木のお家に泊まりたい」とのリクエストで決めました。すぐ横にオーナーのつくった露天風呂「ランプの湯」もあります。乗鞍は涼しく東京の酷暑がうそのようです。しかし夜は20度以下になり肌寒いです。
素材収集:サイパン(2) [動画]
サイパンの海沿いでよく見られる花。青空にはえます。
はとバスに似た黄色にペイントされたツアーバスですが、青空とひかりのせいか?なんか外国感があります。
行き/帰りとめずらしい飛行機に乗りました。「ボーイング757」。
日本にはあまり来ない機種だそうです。ジャンボ(747)に比べるとかなり小さい。海外では国内線でよく使われているようです。サイパン線は、なぜか1時間に2本この757が飛んでいます。2本飛ばしても747より安いんですかね?
素材収集:サイパン(01) [動画]
そのため、今年卒園した娘の幼稚園の行事にも、参加出来ない事がありました。そこで卒園を期に、仕事をすべてOFFって、久しぶりにサイパンに旅行をする事になりました。
3年ぶりぐらいのサイパンでしたが、不況のせいか、だいぶさびれた感がありました。(その分すいてて、ゆっくり出来ます。)今ではJALは飛んでいません。むろん日航ホテルもありません。
写真は成田で撮影したデルタ航空の「ボーイング747」(ジャンボジェット)。このデザイン好きです。JALのジャンボは近々無くなる予定だそうで、残念です。そういえば、今では「ノースウエスト」も、今後「コンチネンタル」も見られません。数年前までサイパン線で活躍していたジェットが、すべて見られなくなる事になります。
さっそくビデオ素材の収集です。サイパンには何度も来ているので、SDの素材はたくさんありますが、HD<ハイビジョン>時代になってからのものはありませんでした。プライベートなので、さすがに業務用機を持っていけませんが、HDR-XR500Vのアクティブ手ぶれの恩恵でそこそこ落ち着いた画が撮れました。
写真は本島の沖合に浮かぶ「マニャガハ島」。相変わらずすばらしい透明度で、綺麗でした。